GISとは
GISシステムは、大きく分けて3つの要素から構成されます。
- 地図
GISとは、Geographic Information System の略で地理情報空間システムを意味します。システムの基盤ベースとして地図データが必要です。1/25,000 地形図や都市計画図・航空写真など業務に必要な地図データを基盤として整備します。 - データベース
業務に必要なデータベース(Excell やAccess など)を属性として関連付けし、必要なデータとリンクさせます。 - 資料・データ
属性とリンクさせたい資料(電子化済み)やデータを整理し、ファイリングから発展させ、地図やデータベースとの相互リンクができるようになります。
GIS で地図情報データを共有
部署単位や統合型GISで作成した地図情報を、アプリケーションを超えて共有できます。
データのやりとりが可能なので、余計な費用や手間をかけずに有効活用できます。
GISシステムの種類
GISは、様々な業務に合わせてカスタマイズして利用することができます。業務内容をヒヤリングし、業務効率の良いシステムをご提供します。
・上水道GIS、下水道GISなどのライフライン関連に
・道路や付帯施設、河川、橋梁、各種構造物の施設管理に
・洪水、土砂災害などの防災ハザードマップの作成に
システムの構築
作業内容と検討事項
- 資料収集・整理及びヒヤリング調査
資料の保管状況を調査し、収集・整理します。データベース化に必要な情報が不足する場合は、代用できる他の資料がないか再調査と現地調査によりデータの適正化に努めます。そして、各担当職員へのヒアリング調査を行い、通常業務で抱えている課題を調査し、システムに求められる機能や運用サポートに関する現地調査を行います。 - システム機能及びデータ仕様の検討
維持管理などの各メニューを効率的に利用し、保存した情報を即座に取り出すためのシステム仕様設計を行います。また、整理した資料を基にデータ仕様を検討し、維持管理や修繕・更新計画にも対応したデータベースを定義します。